女性の読者も増えているようです
「鋼の錬金術師」は、荒川弘氏による、月刊少年ガンガンのファンタジー作品です。
連載開始は2001年でした。作者にとっては、連載作品は初めてでしたが、それが大人気作品となったのです。
これまでのガンガン作品の中でも、人気の高い作品の一つで、連載の期間はガンガン史上最長となっています。新人の漫画家が、初めての連載作品で、ここまでヒットを飛ばすのも、異例のことのようです。
単行本は、これまでに4000万部という発行部数を叩き出しています。それだけでなく、アニメ化を二度も経験しています。
「鋼の錬金術師」の舞台は、19世紀のヨーロッパを思わせます。
そこで、錬金術師主人公とその弟は、死んだ母を生き返らせようとし、自分たちの体を失ってしまいます。
彼らは、そんな自分たちの体を取り戻すのに必要な、「賢者の石」を探す旅をします。
最初こそ、賢者の石を探すのが目的でしたが、だんだんと旅の目的も変わってきているようです。
ファンの多い作品ですが、そうした人気の理由は、やはり設定がよく練られていることと、その魅力的なストーリーの進行が上手いということでしょう。
なんと、本作は連載の開始頃から、結末をどうするか、という所まで出来上がっていたのだから驚きです。そのため、作者が途中で悩んだり、方向性に迷ったりすることもなく進んでいったのです。しかも、それは連載の経験がない、新人漫画家だったのですから、様々な意味で、読む人を驚かせ続けていました。
さらに、少年漫画にはよくある、バトル漫画的な要素が主なので、小学生の少年たちから、絶大な人気を集めています。
しかし、大人が読んでも楽しめるような、練られた設定とストーリー展開があることから、ファン層が幅広いのが本作の特徴です。
さらに、アニメ化もされ、キャラクターたちの人気とともに、女性の読者も増えているようです。