売れっ子
90年代の推理漫画ブームのきっかけと言えばこの作品、「金田一少年の事件簿」ですよね。本作の連載がスタートしたのは、1992年で、週刊少年マガジンでの、人気作品の一つとも言えます。絵は、当初からさとうふみや氏が担当しています。しかし、ストーリーを考えているのは、金成陽三郎氏から天樹征丸氏に変わっています。金成陽三郎氏は、漫画での原作をやらなくなってからも、脚本を書いたりしています。ところで、天樹征丸氏のことをよく知らない方のために紹介すると、この方は言わずと知れた、「キバヤシ」氏です。
「金田一少年の事件簿」と言えば、名探偵コナンの前の時間にやっていアニメ作品、という印象が強いです。コナンに比べて絵がリアルなのと、回をおうごとに1人、また1人とキャラクターが殺されていくのが、まだ子どもだった私には少し怖かったです。
もともとの原作は漫画ですが、その当時は、毎週の連載を推理漫画でやるのは難しいとされていました。
しかし、そんなことも何処吹く風で、本作はどんどん人気作品となっていき、伝説的な話では、マガジンがジャンプの発行部数を超えてしまうこともあったそうです。もちろん、それは本作の人気のせいだったのです。
今更な感じがしないでもないですが、ストーリーを説明します。
金田一少年のよく言う、「じっちゃんの名にかけて」からも分かるように、彼のおじいちゃんは金田一耕助です。
そんな一は、連続殺人事件に遭遇しては、難解なトリックも解き、事件を解決していくいう、お話です。
普段はこんな感じなのですが、だんだんその話の流れも変わって来て、
一の宿敵の高遠遙一が登場します。この人は、殺人者なのですが、一が彼を追いかけるようなストーリーになります。
本作はまさに、推理漫画の先駆けのような作品で、その後続々と「名探偵コナン」を始めとする推理漫画が生まれ、高い人気を集め始めます。
メデイアミックスも盛んに行われ、アニメだけでなく、ゲームやドラマにもなりました。
ドラマも人気で、1995年に始まった第1期、翌年に放送された第2期ともに、視聴率は20%をこえるほどでした。
主役の一には、KinKi Kidsの堂本剛が起用され、ドラマの人気と比例し、彼もまた売れっ子になったのでした。