ユニークな設定
月刊少年ガンガンで連載中の「屍姫」は、2005年に連載を始めました。作者は赤人義一氏で、本作は作者のデビュー作になります。
本作は、ファンタジー作品です。
親しみやすい印象のイラストですが、テーマは屍ということで、それが衝撃的でした。本作の中で重要になってくる、ちょっと変わった設定にも、ぜひ注目していただきたいです。
物語の主人公は、星村眞姫那です。
連載が始まる前の読み切り作品では、本作の主人公とは違う主人公がおり、他の遠岡アキラや山神異月というキャラクターが登場していました。
そして、連載の前のにやっていた3作目での主人公だった眞姫那が本作の主人公となったのです。
読み切り作品は、全部で3作品なのですが、それぞれが独自の特徴を持っています。作者的に色々と模索した結果、本作の連載がスタートしたのでしょう。
主人公の眞姫那は、死んでしまっているというのも、ユニークな設定です。作中では、眞姫那が屍といういわゆるゾンビを狩っていく様が描かれています。その様子は、なかなか冷酷なもので、ホラー要素を感じます。
彼女は屍姫として屍を狩るわけですが、そもそもどうして彼女が屍を狩っているのかというと、理由があります。屍姫になると、僧侶と契約をし、「108人の屍を殺す事で天国へ行ける」というこたになっているからです。
屍との戦闘ということで、おそろしいものを想像してしまいがちですが、銃のような武器を使っての先頭シーンで、アクションも多い作品になっています。
読み切り時代の経験から、作者は作品にいかにエンターテイメント性をもたせるかに重点をおいたようです。
2008年からの一年間2クルーで「屍姫 赫」、「屍姫 玄」のタイトルで、アニメ化も実現しました。